妊娠中期

妊娠後期は、妊娠28週から出産まで続きます。医師は具体的な出産予定日（40週）を計算しますが、37週から42週の間に生まれた場合は正期産とみなされます。妊娠後期には、胎児の体重が増加し、すべての臓器が成熟します。特に27週から32週の間は、胎動が活発になります。

妊娠後期の2ヶ月間は、胎児が大きくなりすぎて子宮内で動きにくくなります。妊娠後期の終わりには、胎児が頭を下に向けて座り、不快感を覚えるようになります。これは出産予定日が近づいている兆候です。

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妊娠後期の特徴的な兆候

• ブラクストン・ヒックス収縮（痛みのない子宮の収縮、一種の出産準備ですが、子宮頸管の開きや陣痛の開始を引き起こすものではありません）。
• 倦怠感
• 腰痛
• 腹部と脇腹の痛み
• 痔と便秘
• 胸焼け
• 手根管症候群
• 子宮が胸郭の下にあるため、肺に十分な呼吸スペースがなく、呼吸が困難になります。
• 妊娠中は体内に多量の水分が蓄積し、子宮がさらなる圧力をかけるため、脚と足首に軽度の腫れが生じます。
• 睡眠障害があり、休息時に楽な姿勢が取れない。仰向けになると血行が悪くなり、うつ伏せになることも不可能です。横向きで寝て、お腹の下に枕を置きましょう。その後は、左側を下にして寝るのが最適です。右側を下にして寝たり、仰向けに寝ると子宮の重量が増加し、大きな血管が部分的に閉塞する可能性があるためです。
• 子宮の肥大と胎児による膀胱の圧迫により起こる頻尿。

出産が近づいている兆候

胎児は頭を下げて下降します（ただし、女性は必ずしもこれを感じるとは限りません）。

子宮頸部は薄くなり、開き始めます。医師は通常、診察を行い、開き具合を判断します。

ブラクストン・ヒックス収縮はより頻繁になり、強くなり、やや痛みを伴います。また、腰痛も持続します。

羊膜が破裂します。ほとんどの場合、破裂は陣痛開始後に起こりますが、陣痛開始前に起こる女性もいます。羊膜が破裂した場合は、すぐに救急車を呼んでください。