07 August 2012, 15:38
コーネル大学のリッチ・サビン=ウィリアムズ氏は、瞳孔の拡張の仕方で人の性的指向を明確に判断できると述べています。研究によると、エロティックな画像を見て興奮すると瞳孔が拡張することが分かっています。したがって、同性の人物を見たときに瞳孔が拡張する場合、その人は同性愛者であるとLive Scienceは述べています。
実際、瞳孔は、愛する人の顔や芸術作品など、興味をそそるものに反応してわずかに散大します。この散大は、自律神経系が反応していることを示しています。
同様の研究は以前にも試みられたが、いずれも失敗に終わっていた。それ以前は、性器の検査を含む、目に見える興奮の兆候に基づいて評価が行われていた。このような実験に参加したい人はほとんどおらず、しかもその方法では強い反応しか記録できなかった。
瞳孔散大分析は、完全に許容できる手法です。165人の男性と160人の女性が参加しました。異性愛者、両性愛者、同性愛者を含みます。被験者は、男性または女性が自慰行為をしている、または単に風景を映している1分間のビデオを視聴しました。
特殊なカメラで瞳孔をモニタリングしたところ、同性愛者の男性は男性とのビデオを見たときに瞳孔が拡張し、異性愛者の男性は女性とのビデオを見たときに瞳孔が拡張し、両性愛者の男性はどちらにも反応しました。しかし、女性の場合は、状況はより複雑であることが判明しました。
同性愛者の女性は女性の画像に反応しました。一方、異性愛者の女性は男女両方の動画に反応しました。科学者たちは、なぜこのようなパターンが起こるのか解明していません。